あなたはどのように写真のタイトルを考えますか?
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霧の深い早朝、一本の道が林の奥へと誘うように光り輝いていました。
さて、今回は風景写真にタイトルを付けるとき、あなたはどのように考えていますか?
というテーマで記事を書いていきます。
写真のタイトルとはズバリ、その写真を一言で表したもの。
写真コンテストや写真展では必ずタイトルを付けなくてはいけません。
たまに「無題」というタイトルを付けている方もいますが…僕は好きじゃありません。
それは撮影者自身がその写真を一言で表現できない、もしくはご想像にお任せします、という
とても投げやりな感じがするからです。
僕の撮影した写真には全てタイトルが付けられています。
タイトルの考え方も人それぞれ違うでしょう。
シンプルなもの、カッコイイもの、ひねりを利かせたものなど考え抜いてタイトルを付けるでしょう。
スナップ写真は撮影時の自由度が高いので、どんなタイトルもなじむと思います。
では、風景写真はどうでしょう?
風景写真は基本的にその時期の美しい瞬間、季節感を写しとるものなので、
あまりふざけたタイトルを付けると写真との温度感の差(ギャップ)がありすぎてなじまないでしょう。
写しとった瞬間を端的に示す、美しいものが合うと思います。
僕の撮影ガイドのレクチャー中、よく口にする言葉があります。
「俳句と一緒で季語のようなものを画面に入れると風景写真は伝わりやすくなる」
春は桜や耕したばかりの大地。
夏は新緑、小麦畑。
秋は紅葉、朝霧、虹。
冬は白い雪、曇り空、ダイヤモンドダスト。
画面に「季語」を入れるだけで春夏秋冬、いつ頃の写真なのかがわかるようになります。
自分で撮影した写真を見返したときに何か足りないと感じたら、その写真に「季節を表すものはあるか?」と
問いかけてみてください。
話を元に戻します。
写真タイトルの付け方、僕はあることを基準に考えています。それは…
自由律俳句であるか
有名な自由律俳句に「咳をしても一人」というものがありますが、自由律俳句は五七五の形にとらわれない
まさに自由な形の俳句です。
ですが、この自由な俳句の中にもその場の空気感、感情、情景が込められていて、
詠む人にその世界を体験させてくれます。
この自由律俳句が写真のタイトルの付け方にも通じるものがあると僕は考えています。
長すぎず、短すぎず、写真の世界/情景を表現しているもの。
皆さんもタイトル付けに悩んだ際にはぜひ、自由律俳句を探して読んでください。
ほかの人と違う、もっと素敵な表現が見つかるでしょう。
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